歯の変色の原因を知って白い歯を取り戻そう!
2023/05/18
脱マスクになってマスクを着用しない方も増えてきましたね。
これから夏にかけて気温が高くなるとマスクの中も蒸れてきて口周りがビチョビチョになったりするので余計にマスクを外したくなりますよね。
マスクを外すと、今まで隠れていた口元が露わになって人目につきやすくなるのですが、皆さんは自分の歯の色が気になりませんか?
毎日しっかりと歯を磨いても、いつの間にか黄ばみが気になることも。
白い歯であればいつ見られても抵抗ないと思いますが、黄色い歯だと人前で歯を見せることに抵抗を感じる方が増えているようです。
歯はなぜ黄色くなるのでしょうか?
まずは
①着色汚れ
ステイン(着色汚れ)が付着すると歯の色が変わる原因となることがあります。
コーヒーや紅茶、ウーロン茶などのタンニンやカテキン、チョコレートや赤ワインなどは、ポリフェノールを多く含むためステインの原因となります。
タバコのヤニも茶色くなる原因です。
②加齢
歯のエナメル質は半透明で加齢とともに薄くなっていきます。
そのため、エナメル質の内側にある黄色い象牙質が透けて黄色く見えることがあります。
③歯の詰め物
虫歯を治療した際の白い詰め物は経年劣化で徐々に茶色くなっていきます。
④神経の死んでいる歯
神経を抜いた歯や神経が死んでしまった歯は、月日が経つにつれて茶色や黒色に変わることがあります。
⑤テトラサイクリン歯
歯の色がグレーや縞模様に変わっている場合は、テトラサイクリン歯かもしれません。
これは、0〜12歳ごろにテトラサイクリン系抗生物質を大量に摂取したことが原因で歯の変色が起こることを言います。
ただ、最近では12歳までの子供には極力処方されなくなってきています。
では、変わってしまった歯の色を戻すにはどうしたらいいのでしょうか。
①着色汚れの場合・・・歯の掃除をする
着色汚れは、歯医者さんで歯の掃除をしてもらいましょう。
超音波や専用の器具で、通常の歯磨きではなかなか落ちないステインや歯石を落としてくれます。
虫歯や歯周病の予防にもなるのでオススメです。
定期的に歯の掃除をすると良いでしょう。
②加齢の場合・・・ホワイトニングをする
加齢による歯の黄ばみにはホワイトニングをお勧めします。
ホワイトニングには
歯医者で行う「オフィスホワイトニング」
マウスピースを作ってもらい自宅で行う「ホームホワイトニング」
併用する「デュアルホワイトニング」
美容サロンで行う「セルフホワイトニング」
と種類も豊富なので自分に合ったものをチョイスしましょう。
③歯の詰め物の経年劣化・・・治療をし直して詰め物を新しくすると良いでしょう。
虫歯が原因の場合は、速やかに治療をしましょう。
また、被せ物の変色の場合はホワイトニングをしても白さを戻すことは出来ないので新しく詰め直してもらいましょう。
④神経の死んでいる歯の場合・・・ラミネートベニア・ウォーキングブリーチをしましょう。
歯の表面を薄く削り、白い薄い板を貼り付けるラミネート・ベニアや歯の内部にホワイトニング剤を入れるウォーキングブリーチといったものもあるので歯科医師に相談してみるのも良いかもしれません。
⑤テトラサイクリン歯の場合・・・ホワイトニングやラミネートベニアをする。
歯の変色が軽ければ(黄色〜オレンジ)ホワイトニングでも十分改善が期待できます。
グレーや黒色の場合はラミネートベニアが良いでしょう。
歯の色が変わると顔の印象までが全然変わってしまいます。
まずは、原因を見極めて自分に合った対処法を試しましょう。